うちの中学生の息子の食の好みはまるで、「爺様」のようです。

まず、中・高校生の好きそうな甘いジュースや炭酸飲料は一切飲みません。
学校行事で配られても、「気分が悪くなるから」と、友達にあげてしまうくらいです。
彼の好きな飲み物。それはお茶です。
それも自宅で沸かしたような麦茶が一番のお気に入りです。
以前夜店で「好きなものを買っていいよ」とお金を渡したら
巨大な容器に入ったただのウーロン茶を買っていて驚きました。

 

おやつなどもこの年齢の子供ならスナック菓子だの、甘い菓子パンだのを好みそうなのに
彼の一番好きなお菓子は「ふかしイモ」なのです。
冬になると、叔母が段ボール一杯に送ってくれるのですが、それを自分で電子レンジで5分ほどチンしたものを
アルミホイルでくるんでトースターで焼き、焼き芋を作っていました。

 

そんな彼の好きなおかずは、素材の味を最大限に生かしたものです。
要するに、魚や肉を塩こしょうして焼いたシンプルなものが好きなのです。
あとは、たっぷりの野菜、例えばもやしやニラを豚肉で重ねて蒸したものも好きです。
それにポン酢とごま油を垂らしたものをいたく気に入って
「俺は毎日これでもいい」と言っていたぐらいです。

 

昔ながらの煮物も大好きで、かぼちゃの煮物が一番のお気に入りなようです。
その日はお代わりを要求するくらいです。
きんぴらやひじきの煮物も大好きで、作っているそばから味見に来ます。

 

このように和食が好きなら、さぞや健康的な食生活と思われるでしょうが
彼の苦手なものが一つ。
それは、学校で出される給食です。
最近の給食は、いろいろな工夫がされ昔のメニューにはなかったような新しい調理法が取り入れられています。
それが息子にはどうやら苦手なようで、特に油を使ったメニューは「しつこいので残した」という話も聞きます。
メニューに聞いたこともない料理名があると、こちらは好奇心からどんな味だったか聞くのですが
「俺の舌には合わなかった・・・」という上から目線の言葉が返ってきます。

 

新しい味や形・調理法が苦手なようで、あきらかに「食わず嫌い」の多い息子。
最近やっと口にした食品の美味しさに
「なんで今までこれを食べなかったんだろう!」という事がたびたびあります。

 

あっさりメニューが好きなのはいいことですが
若いんだからもっといろいろ挑戦してみればいいと、母親なら思います。
上の子は出されたものは何でも食べるし、給食もお代わりが当たり前の手がかからない子でした。
「これは食べるのだろうか?」と考えながらメニューを思案するのはなかなか骨が折れます。
たまに私が楽をしたいときに、ほか弁を買うのですが
「脂っこくて食べられん!!」と文句を言います。